木村

屋根部屋のプリンスの木村のネタバレレビュー・内容・結末

屋根部屋のプリンス(2012年製作のドラマ)
3.4

このレビューはネタバレを含みます

バッドエンドではじまって、未来で真相を探っていくという設定が好みで観ていました。
物語の核を握るセナとパク・ハの姉妹のどちらの境遇にも共感できました。

嫌なことからすぐに逃げようとしたり、自分を良く見せようとしたり、誰からも好かれる天然の良い子と自分とを比べて怖くなったり。セナの弱さには共感できます。だけどその弱さに流されてしまったら、どんどん悪い方向に行ってしまうんだと思いました。

パク・ハは最後までセナに置き去りにされたことを他言していなくて強いと思いました。
なにもかも受け入れて自分は自分と生きているのが柳みたいで憧れます。
何も知らずとも側で支えてくれる人がいれば秘密があっても幸せなんだと思い、心が軽くなりました。

セナの弱さに身が引き締められ、パク・ハの強さに励まされるドラマでした。
木村

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