ブレンダン

知らなくていいコトのブレンダンのレビュー・感想・評価

知らなくていいコト(2020年製作のドラマ)
3.1
週刊イーストという雑誌の記者である真壁ケイトが主人公。母は映画の翻訳家だが初回で亡くなってしまうところからこのドラマはスタート。
初回の題材は国際ロマンス詐欺でした。架空の軍人を励みに生きる茶道家は、死ぬ間際に娘に本当の父親を明かさず「あなたの父はキアヌリーブス」と言い残した母の優しさとリンクしています。第二話のDNAもケイトの境遇とリンクしています。
主人公の出生の秘密が面白い設定です。父親はスタインベック研究家で殺人犯の男。和歌山のカレー事件をモデルにしたような事件です。また、主人公の名前は『エデンの東』の登場人物から名付けられたそうです。
私は『エデンの東』を読んでないですが、小説の中のケイトは悪女として有名で、子供に好んでつけるような名前ではありません。あえてケイトと名付けたことには深い意味があるかもしれないです。もっといえばドラマ全体が『エデンの東』を下敷きとしている可能性もあります。雑誌の名前もイーストだし、三角関係だし。
もしそうならかなり練られた脚本です。
光に怯えるマウスと主人公が重なる演出も良かったですが少し説明的でした。