ハンガリーのことわざ「逃げるは恥だが役に立つ」をタイトルに掲げる大ヒットドラマ。今振り返れば、逃げ恥はもはや社会現象だった。当時数話しか観ていなかったため、プライム公開期間で改めてしっかり鑑賞。
人間の多面性、恋愛の多様性みたいなテーマを扱っていると思う。人それぞれ得意不得意はあるから、背伸びしなくたっていい。少しくらい失敗したっていい。同性を好きになってもいい。結婚が契約でもいい。
問題提起としては、主婦の働き方についてかなぁ。でもここは結局どのようなメッセージが込められているのかは読み取れなかった。主婦も自分らしく働ける環境を作れるといいね、みたいな感じかな。
ただ一点、ストーリーが少しだけ退屈だった。なんかセックスが目的(ゴール)、最難関の壁みたいになっている場面が多々あって、なんかちゃうなぁってなった。けど、童貞男のコメディを描くとなると、避けては通れない構成なのかもしれない。
ガッキーの可愛さはピカイチ。リーガルハイでもそうだったけど、内面に軸がある役を演じるのが本当に上手い。星野源も演技は素晴らしかった。他のキャストも色が濃く、演技に関しては安心感・安定感があった。所々に出てくるパロディーも親しみやすさをupさせる要因になってるだろう。ただ、最後のフレンドパークのパロディーはストーリー的に無理矢理感があったかも。
