八咫

ケイジとケンジ 所轄と地検の24時の八咫のレビュー・感想・評価

3.5
2022/5/3
1話
警察の桐谷健太役はああいうキャラでもいいかもしれないけど、検事なのに物証もない中強盗致死に持って行こうとするのは危険すぎるし、ストーリー的にも情がどうとかで、あまりにも怖すぎる。法律ドラマなんだからもう少し頭捻った感じのストーリーにしてほしかった。視聴者は消化不良だと思う。2話観るかはわからない。

2話
比嘉愛未大勝利回。東出も憎めないキャラだ〜
コメディタッチすぎるのが気になる

3話
こうやって警察と検察が手を組んで、検察が逮捕していいか判断するのねーというのが勉強になったし、実際逮捕されて送検後はお願いします、っていうのも検察が慎重になる理由もわかった。検察、結構板挟みだねこれ…

5/12
6話
え、なんかこの回いいわ。起訴された弟(?兄?)とその兄弟を主役で一本映画みたいぐらいの話。兄弟が30年前タイムカプセルに入れた手紙に、30年後の自分達へとあって、自由気ままにやっているかとの問いに、形は違えど自由気ままな弟。タイムカプセルの自分からの問いかけって結構くるものあるだろうなあ。初心に帰らざるを得ない。最後の兄弟の会話もよかった。
あと普通に構成いいんだけど、演出もう少し凝ったら名作になりそうなのに。

7話
前回から演出が凝ってきてる気がする。エンタメ寄りになってきてるというか。
しかし今田美桜が若すぎて刑事、ひいては結婚願望あるような年齢に全く見えない…。めちゃくちゃ可愛いんだけど。
ストーリーも軽くて面白いし、東出のせいでシーズン2もないだろうことが残念。
しかし起訴した事件で法廷に出るわけじゃないのかね?この話見てると東出はまだ法廷に出たの11回とかって話だから。

8話
最終的に母親が、内縁の夫が自分の娘を虐待していたと証言したからいいものの、最初から内縁の夫を庇う心理状況が謎だ……。まあでも、決闘罪なんていう珍しい法律が適用されたコミカルさが最終的に次回の最終話に繋がっていく下はよくできてるなあと感じる。
なんかこのドラマ、ムラがあるというか中途半端加減がすごい。
豆知識として、児童虐待の事案は最初から検察と共同で警察は捜査する、とのこと。

最終話
なんだか見切ってしまった。今思えば豪華なキャストの今田美桜と磯村勇斗のカップルの今後も気になるし、そういえば脚本はHEROの人だったわと思うに至る。登場人物のキャラクターもコミカルで、それゆえもう少し演出で補強して欲しい面はあったけど近年稀に見るなかなかのエンタメ作品だと感じたのに出演俳優の不祥事が原因で埋もれてしまった感が否めないのは悲しい話。むしろ世間はあの頃東出の動向を追うその脇でこのドラマを論じていたけど、まさかこんな明るい内容でコミカルな役柄だとは…不幸な話だ。



脚本 3.8
美術 3.3
演技 3.8
演出 3.7
チープ感のなさ 3.2
満足度 3.7
勉強になったのとキャラがよかった 3.9
八咫

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