Nagaki

ストーブリーグのNagakiのレビュー・感想・評価

ストーブリーグ(2019年製作のドラマ)
4.2
2020年度 百想芸術大賞 ドラマ部門作品賞

「愛の不時着」
「椿の花咲く頃」
「キングダム2」
「ハイエナ」
を抑えて、
「ストーブリーグ」が受賞しました。

「椿の花咲く頃」は、ストーリー、台詞、全部含めて脚本が大好きだったので、
それを抑えて受賞したドラマがある?!と知って視聴しました。


「韓ドラ、1話が長すぎて見る気失せるな〜」
「韓ドラ、オーバーな感情表現ありがちだからニガテ、、」
「韓ドラってどうせ恋愛ものしか無いんでしょ」

とか思ってる人にはぴったりな作品だと思う!
バリバリのお仕事ドラマで、割と日本のドラマ演出に近いものを感じました。


実際に、脚本もとても良かった。クセも強くなくて、すごく見やすかった。優しい韓ドラ。
Netflixだと30分×32話だから、すきま時間に見るか〜ってなる。


この回は何も起こらなかったな〜って回は全くなくて、毎回何かしら予想外のことが起きて、
結局、すきま時間だけじゃ足りなくなってた笑笑もう、どんどん見ちゃいました😄


調べによると、、

「ストーブリーグ」
•••プロ野球のオフシーズンのこと。この期間に選手の移籍などが頻繁に行われる。
ファンたちはそのニュースを見て、この冬の寒い期間にストーブを囲んで、来シーズンの予想をしたり、好きなチームや選手の話をしたりして、期待を高めるイメージからこう呼ばれるようになった。




もうここからネタバレになりそうです↓



ほぼ毎話ごとに問題が起きて、でも、ナムグン・ミン演じるGMが先読み、先読みで、
豪快だけども、最後はみんな納得して、気持ちよく解決してくれる。

ペク・スンスGM見て、全然違うけど、「家政婦のミタ」の松嶋菜々子思い出した。
GMが全く笑わないわけじゃないけど、感情を表情から中々読み取れなくて、
ドラマの序盤はGMは何が目的でここに来たのか、全く分からなかった。

だから、中盤にかけてから、
声を上げて怒ったり、ちょっとボケてみたり、赤ちゃん抱いて涙したり、だんだん人間らしさが見えてきて、GM大好きになった笑

そして、最終話は、ドリームズを離れることになって、客席から野球場を眺めて、思い出に浸っているようなシーンは、
私にも、これまでの出来事を思い出させてくれました。

「自分にとっては初めてチームを守り抜くことができた。それだけで元気が出そうです。」

と、言葉を少し詰まらせながら、ゆっくり喋って、少し涙目で、でも涙は見せまいと、イチーム長に話すシーンは、
感動的で、私は泣いちゃいました笑笑


最初はGMに味方が1人もいなかったけど、皆が、彼の実力を目の当たりにして、徐々に彼のことを理解して、一つのチームになっていくのは激アツです。

最初はイチーム長が、GMのことを気にかけだすけど、
すぐにGMのことを受け入れたというか、好きになったのはジェヒだったのも良かった☺️

他チームとのトレードの交渉、選手たちとの年俸交渉、社長との交渉、、
そして、選手、コーチ、社員、GMそれぞれの信頼関係、

これらが成り立っているから、
私たちが夢中になれて、私たちに感動、力を与えてくれる試合を、選手たちが見せてくれるんだな〜と思いました。

自分の仕事に誇りを持っている人たちは、みんなかっこいい✨

あと、バイキングスとドリームズの練習試合は画面に入り込んで見てました笑笑

カントゥギとロバートキルの安定感に安心✨
新人のユミンホもイップスを克服できて良かった。笑顔が爽やかすぎる!
キャッチャーのソヨンジュも、ユミンホに声かけしてあげてて良かった。
監督、コーチの指示も、しっかり選手のことを熟知してるから的確だった。

なんか、やっぱりこのドラマ、GMたちの会社でのストーリーが中心だったから、

こういう試合のシーンを入れることによって、監督、コーチたちの本業というかプロの部分を見させてくれて、すごく嬉しかった〜

そしてその間の、ジェヒとヨンスの実況中継も可愛かった笑笑

やっぱチーム競技最高〜✨


終わり方はちょっとびっくりしたけど、
私たち視聴者に、直接的に力を与えてくれる演出で、とても良かった!!



そして、見終わった後、YouTubeでメイキングやら色々漁っていたのですが、、

このドラマの中で、隠れミッキーならぬ、隠れ野球ボール⚾️があったらしいです、、!

全然気づかなかった、、🤣

GMが赤ちゃんを抱いて涙するシーンの夜空に、野球ボールの星座、

GMと、イムドンギュが橋みたいなところで、ドリームズに戻って野球をしようと約束したシーンの、海に野球ボールが描かれているそうです、、!!


オジョンセ氏が話してました、、!
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