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有村架純の撮休のbibooのネタバレレビュー・内容・結末

有村架純の撮休(2020年製作のドラマ)
3.7

このレビューはネタバレを含みます

1話、架純ちゃんバージョンの撮休はすげえいい。キャストもエンディングの写真のバランスも。もちろん竹内涼真バージョンともども題名を土台にしたファンタジーなんだけど、ちゃんと地に足ついてるっていうか。現実ではないけど、空気だけは現実というか。ご飯も美味しそうだし、なにより描き方が丁寧。人の暮らしや生活の描き方が魅力的な是枝監督や今泉監督がやっているからだろうか。そもそも監督のラインナップの時点で良いことが決定している。各話ごとに違う、監督それぞれの有村架純にやらせたいこと・女優のイメージ・有村架純に対する夢みたいなのが垣間見れて面白い。

2話、女の腹の底を描いたようなセリフを架純ちゃんがサバっと演じていて良い。3話、有村架純のそこはかとなく漂ってる色気の正体がわかる気がする。笠松将くん演じる技師も良いし、リリーさんのバリウム下品おじさんも可笑しくてほっこりする。この回のエンディングの写真好きだな。
4話、山岸聖太監督回。色んなタイプの撮休が見られて面白いということを一番感じる回。ところどころクセが強い。部屋のインテリアも、クライマックスのホラー展開も(笑)。ケビンの自己紹介シーンは予想外すぎて吹いた。5話、シュール(笑)。題字が可愛い。子供たちの演技が可笑しくて可愛い。エンディングの写真、毎回それぞれの監督の向き合い方が滲んでる。6話、こんな怒鳴ったり他にも可愛い子いるしとか面と向かって言ってくるやつ別れた方がいいよ、架純ちゃん。7話、不思議だけど良い話。8話、架純ちゃんのコミカル可愛い演技が堪能できる回。
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