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鎌倉殿の13人のsのネタバレレビュー・内容・結末

鎌倉殿の13人(2022年製作のドラマ)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

ぐおーすごかった…おもしろい…大河初めてちゃんと見ました。丸一年面白さを途切れさせない構成で作るのは多分当たり前なんだろうけど1話1話の濃度が濃くて年末一気見して胸焼け それでいて全体を通してきちんと描くテーマはずっと一貫してブレず、素晴らしかったです。傑作。シリアスもコメディも全部モノにしていた。また追いたくなるエンタメジャンルが増えてしまった

鎌倉幕府からの学びは多分、人が法そのものになってはいけないということだと思う 鬼にならないと守れない均衡が多すぎるから自分も周りも壊してしまう 太郎が御成敗式目を定めてくれたとき、ああ、きっとこれがこの時代の答えなんだと思った

それから女性の連帯をとても丁寧に書いていて、正室側室や姉妹、姑、いろんな女性同士の関係を全てドロドロさせず背中の後ろで手を結んで生きていたように描かれており、良かった…政子がいたからこそ描けたことが多かったんだと思うけど、私はすごく「女の大河」だと思った。勝手に救われた気持ちになった なんかこの作品女性たちの方が出世にギラギラしてるよね
とは言いつつ嘘でしょ!?みたいな話が語り継がれてることとか(義経とか/資料が少ないからそれしかないんだと思う)法も報連相もシステムがなさすぎて誰かの気分と都合で人がじゃんじゃん殺されるとか、訳わからないことが起きまくるので1番おもしろい時代だと思ってます。史実にしてはあまりにドラマがありすぎる 13人の本当の意にゾッときた

紅白で元気なティモンディ見たら泣いちゃった、仁田殿ーーー しばらく佐藤浩一を見ると悲しい気持ちになる
実朝がずっとずっと不憫で切なくなる 恋文を恋文だと受け取られない、その前提が相手に全くないの悲しすぎるよ 正室が素敵な方で良かった

オープニングが素晴らしい 和物にクラシック、合いますね。劇中四季が頻繁に使われているのすごく良かった。
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