このレビューはネタバレを含みます
セロイがどん底に突き落とされる1〜2話は衝撃的で惹きつけられたけれど、タンバムを立ち上げてからは、若干展開が遅く感じられ、セロイもめちゃくちゃ策略家なのかと思いきやほぼイソ頼みかよ！みたいなところが気になってしまい、あまりハマれなかった...。
あと個人的に、グンウォンがわずかに罪悪感を持っていたにも関わらず、デヒが、セロイたちは家畜だと思えと言いグンウォンに無理やりにわとりを殺させるシーンは、紛れもない虐待で見ていて辛かった。
グンウォンが最後までああなってしまったのもデヒのせいであり、セロイの復讐だけでなく、その部分のおとしまえもしっかり作って欲しかったな。
ヒロインが2人いるのは新しくて面白かった。ライバルが出てくるドラマは多いけど、主人公がそのライバルのことをちゃんと好きになることはほぼない。でも、セロイはスアのこともちゃんと好きだったし、だんだんイソにも惹かれて好きになった。スアとイソのどちらがライバルとも言えずふたりともヒロインとしての存在感があって、最後までどっちなの？！と思いながらみれた。
疾走感のある音楽も良く、韓国ドラマでは珍しいLGBTが扱われているのも新鮮でよかった。あと最後に大好きパクボゴムが一瞬出てきてテンションがぶち上がったので、0.1ポイント上げて3.6★
