梨泰院クラスのヴァルーンのネタバレレビュー・内容・結末

かなりよくできた復讐ドラマでした。
セロイにひかれて力を貸していく味方サイドが全員頼もしく、人望で権力者をボッコボコにする構図は新しい切り口という訳では無いのですが、手口が中々見応えのあるものでした。

最初はほんとに小さな居酒屋だったのが最終的に資産運用がどうとかとか、金にまつわる規模で強大になっていく様子が分かりやすく、長家との距離の縮んでいく毎話毎話の楽しみが増加していく一方でした。

情だけでここまでのし上がり、基本的にスタッフ誰もを「一人の人」として信頼していたセロイが自分のイソへの愛に気づき、その愛に任せて行動をしていくラスト数話は目が離せませんでした。
実際イソは登場したその場から魅力的なキャラで、幸せになって欲しいです。
他のタンバムのみんなも一人一人素晴らしいものを持っているので本当に、好きです。