チャングムが大好きで、３回以上見たので、同じ監督さんと言う理由で選びました。時代はチャングムより新しく、日本の江戸末期です。倭銀が朝鮮には入っていない時代ということで、秀吉進軍以来貿易が途絶えた時代です。
義州と言う場所はアムール川（鴨緑川）の朝鮮側にあり、柵門や禁門と言う中国との国境で密貿易や中国への訪問に商人が付随して燕京（北京）へ主に朝鮮人参を輸出して絹を輸入。その後金脈を当てて金細工や螺鈿細工の工芸品を輸出します。主人公のイムサンオクの商才と出世ストーリーですが、叶わぬ恋もあり、苦難に会うたびにサンオクの口がへの字になるのが瞼に焼き付いています。冒頭に和尚さんから3つの切り札をいただいて、苦難を乗り越えるという話はチャングムの冒頭の仙人？を連想します。脇役のデカ目で
えっちな人とその友達の太った二人がすごくいい味です。
