池袋ウエストゲートパークのドラマ情報・感想・評価・動画配信

堤幸彦と宮藤官九郎が出会ってヤバい化学変化が起きたテレビドラマの金字塔。

登場人物はみんな「どうやって生活が成立しているんだ…」みたいな人生とっ散らかった人たち。
なのに困ったひとをみたら何となくヒューマニズムを発動したりして、無計画に手を差し伸べてみたりして。どんどん面倒なことに散らかっていく。
(宮藤官九郎は、後に落語家が主人公の「タイガー&ドラゴン」という作品を作っているが、本作も本質的には「ブクロ」という長屋を舞台にした落語みたいなものだったと思う。)

堤幸彦独特の、演者本人のパーソナリティからなる表情を、あられなく引き出しては短いカットに納めコラージュしていく手法が炸裂。台詞回しや間合いも生々しさをだし、登場人物に独特の立体感を産み出している。
カラスや、ゴミ、ギャル服、マンバメイク、ギャング服、草臥れたリーマン…など、2000年代の「ブクロ」という街の猥雑さもしっかり表現されている。

殿様って意味じゃないよ

時代を象徴するようなドラマ。
マコトとキングの配役がピッタリ。
長瀬智也さんがとにかくカッコいい。

原作ってよりドラマ版のが好き。
クドカンすごいよな。

まず窪塚洋介のキャラ濃かった。あと長瀬かっこよすぎ。池袋に行った時に不思議な不思議な池袋〜って歌いながら交差点歩いてなんか都会を感じた。

やっぱ4:3は画面が締まって見えて良い。
画質の荒さも相まって今見たら雰囲気出てる。
ドラマで堤監督作品を見たのは、SPEC以来だったけど編集がかっこいい…
ケイゾクとかも見てみたいな。

マコトが暑苦しくて、バカっぽくて、まっすぐで主人公してて最高。
キングもカリスマ性あって、普段ふざけてるけど肝心なときにはキリッとなるのが魅力的。

キャストえらい豪華。
今、主演はってるような人がぞろぞろ出ててビビる。高橋一生が出てたのびっくりした。

ちっさい規模の話が何本もあってその都度仲間が増えて、スケールが大きくなってワクワクしてラストに大団円。
物騒で暗い話でも笑い飛ばせる軽さが、宮藤官九郎の脚本らしくて、好き。

男という生き物の中で一番だと思う長瀬智也を超えて格好良いキング

キング

なんか怖くて見てられなかった。1話でリタイア

鑑賞記録