daiyuuki

ごめんね青春!のdaiyuukiのレビュー・感想・評価

ごめんね青春!(2014年製作のドラマ)
4.7
静岡県にある仏教系男子校、三島東高校の教師である平助(錦戸亮)は特別な人間ではなく、むしろごく普通の感覚の持ち主。
ただ、14年前に起こったある不幸な事故のために、平助の人生は大いに狂ってしまった…。
それ以来、地元に、そして母校にとらわれて生きてきた平助。
そんな折、学生数の減少により彼の勤める男子校と、同じ地域にあるキリスト教系女子校、三島女子校が来年から合併することになる。
さらに、合併前の 「お試しイベント」 として両校合同の文化祭が開催されることに。
平助は 「文化祭を成功させる! 」 という目標に向かって全身全霊でまい進するが、毎回起こるすったもんだの事件を乗り越え、ついに平助の努力は実を結び、男女合同の文化祭が大成功を収めるというのが最大のクライマックス。
登場人物全員が明確な動機をもって自分が正しいと思うことをやっているだけだが、それぞれの思惑が文化祭で結実する…

仏教系男子校の三島東高校とキリスト教系三島女子校が、まさかの合併することになり、お試し共学クラスを作り学校行事などを進めていく中で、ガサツな男子校の生徒とヤンキーノリの女子校生徒が水と油のようにぶつかり合いながら、学力テストや箱根まで駅伝などを協力してやっていく中で、もともとの共学校の生徒たちのように持ち味を活かして団結していく生徒たちの学園ドラマ。
平助が、高校生の時にやらかした事件のせいで、親友サトルや片想いしてる女子校生徒の佑子たちに対する罪悪感などを引きずり、平助が起こした事件のせいで未来が狂った平助の親友サトルや佑子や佑子の妹リサが、引きずっていた青春を少しずつ卒業していく大人の青春ドラマが、絶妙に組み合わさった王道な青春学園ドラマ。
錦戸亮や満島ひかりなどの若手俳優と斉藤由貴らベテラン俳優の絶妙なアンサンブルが楽しい、やらかしや恥ずかしい熱い青春を擬似体験出来る学園青春ドラマ。
daiyuuki

daiyuuki