シンプルな作風だけど、濃密な内容で恋愛や人生、夢について物凄く考えさせられた。
好きだった夫がある日いなくなったり、殺人疑惑があるなどミステリアスな存在ながら壮絶な過去を持つまきさん役に松たか子さん、
嘘つき魔法少女だと罵られて毒親から逃げるなど暗い過去に追いかけられながらも音楽や恋愛にまっすぐな気持ちで進んでいく可愛らしい世吹すずめ役に満島ひかりさん、
純粋で真面目で優しいけどとても神経質な面もある別府司役に松田龍平さん、
どこか遊び人気質で色々な事柄について細かく指摘するひねくれている感が強くもどこか少し臆病な面もある家森諭高役に高橋一生さん
それぞれとてもハマり役でキャラも他に吉岡里帆さん演じるアリスちゃんや宮藤官九郎さん演じるまきさんの夫などみんな魅力的なので楽しかったです。
四人がカルテットとして奏でるメロディーとハーモニーも美しい。
終わり方も無難な感じでよかったと思う。
