・四人の関係にどんな秘密があるのか気になって見てしまう。四人の会話が秀逸で面白い。言葉遊びだったり、人生哲学だったり。「咲いても咲かなくても花は花。起きてても寝てても生きてる。」
・随所に名言が散りばめられている。「皆の面白いところを皆で面白がって、欠点で繋がりあってるの。だめだねーだめだねーって言い合いながら。」「皆が皆向上心持たなくていい。皆んなちょうどいい場所がある。」
・夫婦のすれ違いの描写にすごく共感。嫌いになったというわけではないけど、長く一緒にいると愛し方の違いってあると思う。放置された詩集にお互い違う意味を感じてしまっていた二人。同じ事実から解釈ですれ違ってる二人って沢山あるんだろうな。