---映画「花束みたいな恋をした」1/29公開を控え坂元裕二さん脚本の予習として---
二組の夫婦の別れの描き方が素晴らしくて悶絶しました😂。
第4話ではキラーワード(キラーセリフ?)をズバズバ入れながら家森さん(高橋一生)と茶馬子(高橋メアリージュン)夫婦の別れを見せつけてくれる。
『妻と猫とカブトムシがいて、話通じる順でいうと、猫→カブトムシ→妻だからね。』という家森に対して、
『20代の夢は、男を輝かせるけど、30代の夢は、くすますだけや!』
『子をかすがいにした時が、夫婦の終わる時や』
『妻ってな、夫にな、もし結婚してなかったらって思い浮かべられることほど、悲しい事ないねん』と茶魔子。
でも、音楽を辞めて就職しようとビオラを壊そうとした家森を静止し、
『あんたはそのままでいいと思うよ』
でもう悶絶しちゃいました。
離れ離れになる妻子を泣きながら見送り
、気落ちした家森がカルテットメンバーの元に戻ると、
少女漫画風アイメイク!ああいう優しさって心染みる。
泣きながら笑っちゃう素晴らしい回でした。
第6話ではマキさん(松たか子)と幹生(宮藤官九郎)の夫婦の別れが、小さなヒビが段々大きくなり割れていくような過程が丁寧に描かれ、悶絶しそうだった。
幹夫みたいにフェイバリットムービーをパートナーに見せてポカンとされたり、これ良いモノ?悪役?みたいな質問される経験。filmarksにreview書くような我々なら有るはず!僕は有りますぜ!(笑)
勿論、カルテット四人のセリフ達を噛みしめるのも楽しい。
端に追いやられたすずめとマキがカツ丼食べるシーンも良かった。
ああいう時に限って稲川淳二の怖い話かかってるのが人生。