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最高の離婚のdaiyuukiのレビュー・感想・評価

最高の離婚(2013年製作のドラマ)
5.0
2年前に結婚した濱崎光生(瑛太)と結夏(尾野真千子)は、性格の違いから噛み合わない結婚生活を送っている。そんな頃、光生は元彼女の上原灯里(真木よう子)と偶然再会し、灯里の夫・諒(綾野剛)とも交流するようになり、複雑な人間模様が繰り広げられていく。
理屈っぽい屁理屈が達者な光生と大雑把で豪快な結夏の、性格の不一致で離婚してもどこかでお互いが気になり別れ切れない夫婦。理屈っぽい光生との別れと母のトラウマから相手に期待せずに割り切るのがクセになった灯里と学生時代に駆け落ちした相手とのトラウマから幸せになるのが怖い諒の仮面夫婦。
2組の夫婦が交錯しながら影響し合い、別れそして出会いながら結び付く中で見えてくる「結婚とは?」「夫婦とは?」を時にシニカルに時にコミカルに描かれていく展開が、諒に灯里が母に対する複雑な思いやトラウマをぶつけるシーン、結夏が光生に積年の不満をぶつけるシーン、結夏と光生夫婦と灯里と諒夫婦が鍋を囲みながらお互いの思いをぶつけ合うシーンなどの名シーン、「二人で食うご飯は食事だが1人で食うご飯はエサだ」「幸せになるために結婚するんじゃないから」「結婚って拷問かと思ったら食物連鎖でした」などの名セリフが満載で、理屈っぽいけど少しずつ変化する成長や灯里と結夏に対する未練などを抱えた光生を演じた瑛太や割り切っていけない複雑な思いを抱えた灯里を演じた真木よう子やがさつな中にナイーブな思いを抱えた結夏を演じた尾野真千子や一見女好きに見えて弱さを抱えた諒を演じた綾野剛の演技派同士のアンサンブルや掛け合いが絶妙で、4人のコミカルでセクシーなダンスがサイコーなエンディングまで傑作大人のラブコメディドラマ。