DJりん

最高の離婚のDJりんのレビュー・感想・評価

最高の離婚(2013年製作のドラマ)
4.5
やっぱり大好きだな〜と思った作品。
まず私が初めてこの作品と出会ったのは、丁度スペシャルをまじかに控えた再放送をしていた時期だった。
その当時の私は確か中2で、季節は雪だった。
その為、今作の3話の最初などの作中でも雪が降っている場面を見ると、今でもその頃のことを思い出してしまう。
また、私はかれこれこのドラマを5周くらいしている笑
やっぱり上でも書いた様に何度見ても全く飽きることなく楽しめるし、その当時の自分と成長した今の自分が見たのでは感想も少し違った物になるのだから本当に、この「最高の離婚」は凄いとしか言いようがない。
ここまでは結構私の自分語りが入ってしまったが、勿論ストーリーにもかなりの魅力が詰まっている。
よく好きだから別れる。とか、好きだけど一緒になれない。みたいなことを聞くとん?と思ってしまう人は私を含めて少なくはないと思う。
けれど今作を見るとなんとなくだけれど、それが分かる気がするんじゃないかなって気がした。
光生はなんだかんだ結夏のことが好きだし、大切に思っている。
そして結夏は恐らくそれ以上に光生のことが大好きだし、きっと心から愛してるんだと思う。
だけど、この2人はお互い愛はあるけれど生活的には全く合わない。
光生は超がつくほど几帳面で、神経質なのに対して、結夏はその真逆でめちゃくちゃがさつでかなりいい加減な部分が目立ってる。
だから当然ぶつかるし、タイトル通りしっかり離婚してしまった。
でもお互い離婚したんだから、嫌いなのかと言われたら決してそういう訳ではない。
けれど一緒に暮らし続けるのは…って感じで、一筋縄ではいかないリアルさがあって凄い面白いし、何より今作が面白くなっている理由は、変わってたり、めんどくさい人が1人いるのではなく、主要な登場人物4人が皆んな癖がある所なのではないかと思う。
まあ断トツで変わっていて、面白いけれどめんどくさいのは光生だとしても、結夏だってそこそこめんどくさいし、上原ファミリーの諒と灯も結構根深いめんどくささがある様に感じる。
こんな感じでストーリーは進んでいくから、見てて退屈する場面なんか殆どないし、かと言って重くなり過ぎていたり、軽くなり過ぎているという訳でもない。
なのでコメディが好きという方にも、シリアスな恋愛物が好きという方にも自信を持ってオススメできるし、恐らくこれを超えるドラマって無いんじゃないかな🤔と思うくらい私は気に入っている。
だから、大袈裟な言い方だけれど世界中の全ての人にオススメしたいと思える作品だった。
DJりん

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