後半の畳み掛け型が秀逸で、視聴ペースが一気に加速した。
結婚式というピークに向けて、どんどん桜子の葛藤が高まっていく。
お金持ちになる方法＝玉の輿と思って突き進む桜子の姿勢に時代を感じるけど、幸せにはお金が要ると思う気持ちは、元買い物依存症からしたら何かわかる！笑
お金を男性から調達するか、自分で稼ぐかの違いはあるけど、お金を持つことが自分を自由にしてくれると信じてると言うか。
実際、部分的には本当だからそう思っちゃうよね。
二十代のうちに懸命に幸せ探しすることは、その後の人生を変えてくれる、と桜子を見ながらしみじみ思った。
欧介さんも、探し切れなかった幸せを三十代で巻き返せてお疲れさまでした！
お金を求める桜子の姿勢を突き抜けて描くことで、愛に揺れる葛藤をより効果的に対比している。
自分にとって本当に大切なものを探すことの大事さを、余すところなく伝えてくれるドラマ。
失って初めて気づくとか、間違ってみて初めて気づくこと、色々あるっていうのも、すごく温かい目線で描いていた。
『ハケンの品格』を書いてた中薗ミホさんが脚本だったのか。。。
しかも『ドクターX』もこの人、紛うことなきヒットメーカー。
