人格障害恋愛の傑作だと思った。深刻になり過ぎないようにシュールな笑いが散りばめられているが、同時に現実は笑いなんてないことが分かってしまって突き刺してくる。障害が女性側かと思えば、男性側こそメインで(彼女といて元々あったものが膨れ上がったのもあるかもしれないが)昔から人との関わりを深掘りできる人間であったことが救いと言えば救いかもしれない。普通なら、理解できないこと続きで疲労で倒れていると思う。男性側と父親とのやり取りが、人格障害の裏側を固めているのも分かりやすい。
「私たち2人はさ、結構笑えないこともあったじゃない?」
「面白く書いてね」
【死にたい夜にかぎって】
https://note.com/lovemy_lover2/n/nd45ba068899a