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私の家政夫ナギサさんのとわこのレビュー・感想・評価

私の家政夫ナギサさん(2020年製作のドラマ)
3.2
眠い前半だったが、ナギサさんのソルマーレ製薬時代の同僚、箸尾玲香さんのエピソードから緊張感が高まりそこからは最後までスムーズに楽しめた。全体的にはポップで、そのポップさが高低差をつくりだして深く感じる部分があったり、そんな感じ。

箸尾玲香役の松本若菜さんはこれまでいろんな作品で見かけていて、これからの「アイコン的美人」くらいの印象しかなかったけど、疲弊しきった状態からのナギサさんへの「神ですか?」の味わい深い一言で、一俳優としてしっかり認識させられた。

メイさんに好意を寄せる田所さんや肥後先生との将来は考えられないけど、ナギサさんのいない生活は考えられないところや、お母さんの「夫婦は暗闇をすこしずつ照らしながら進む」という言葉が印象にのこった。

唯さんの子供を迎えにいった田所さんとメイさんの姿を遠くから眺めるナギサさんの姿。救急車のサイレンくらい胸の糸を締めた@Family Song/星野源。
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