抹茶マラカス

映像研には手を出すな!の抹茶マラカスのレビュー・感想・評価

映像研には手を出すな!(2020年製作のドラマ)
3.0
アニメでいうところの第4話、生徒会に認可してもらうまで。そのマチェットを強く握れ!!
 上水道部、下水道部の対立やら号外部やら、内野部と外野部の合併やら、なんでもありの芝浜高校の多種多様な部活動が見れるのは楽しいが、それが有機的に機能していたかというとイマイチ。そういう部活動のモロモロに映像研の3人が影響を与えていくのはわかるが、クリエイターの話なんだから、そこからさらに自身も影響を受けないんだったら正直いらない。結果として、なんか死ぬ気でアニメを作るんだ!という意気込みを正直感じず、バカがいっぱいいるように感じたし、ラスト、浅草氏の啖呵も感情の爆発という感じがせず。
 そして一番気になるのは、完成したアニメに説得力がそこまでなかった。最終話以外アニメが登場せず、想像力の爆発はCG技術で置き換えられていて、まあそれが実写だとは思うんだけどさ、な感じ。キャストも含めてアニメ版が完璧すぎたか