アンナチュラルを彷彿とさせる傑作。
野木さんの脚本にはやはり光るものがある。どんでん返しが「あり得ない」のではなく「予想しなかったけどたしかにあり得る」としてしまうのが野木さんの凄さ。
下手な解説は野暮なので好きなセリフをここに記しておく。
「マウントの取り合いは悲劇しか生まない」
「人を殺したら負けだよ」
「日本語の表現は柔らかくて美しい。だけど、重要な問題までオブラートで包み隠してしまう。」
「さすが女性。細かいところに気付く。→今は女性は関係ありません。」
「少しは楽になったのかな。罪を叫んで裁かれることで。」
「大きな正義の前にそんな些末なこと」