このレビューはネタバレを含みます
自分でもなんでそこやねん、と思うけど、一番好きだったのは綾野剛さんがダッシュして犯人を追いかけるシーンだった。最初は「足が早い」という設定がベタすぎて気恥ずかしい気持ちになったけど、細い目を風圧でもっと細くしながら風を切って走る姿は見ていて気持ちよかった。
エピソードでは、1億円を奪った青池透子(美村里江)が自分の命が助からないのを悟って女子児童慈善団体に寄付するやつと、蒲郡慈生(小日向文世)が高次脳機能障害と見せかけて自分の奥さんを殺した犯人に復讐、それを止めることはできなかったと知ったときの伊吹(綾野剛)の絶望感までが特に印象にのこった。