ちょちょ

MIU404のちょちょのネタバレレビュー・内容・結末

MIU404(2020年製作のドラマ)
3.2

このレビューはネタバレを含みます

久住がラスボスに据えられて「俺はお前達の物語にはならない」って言った意味よな…

ガマさんみたく自分から意志を固めて社会との繋がりを断ったのと違って、久住は最初っから社会との関係を断ち切ってて自己完結の世界にいるんだよね。そーいう人間が1番怖いって思った。

他の犯罪者は捕まって、たぶん何で犯罪に手を染めたのか話して、先はどうなるか分からないけど更生の機会を得ていくのかもしれないけど、久住は鼻から人から差し伸べられた手を払ってる。
もしかしたら実話も交えてるのかもだけど、会う人会う人にそれっぽい嘘話で操ったりその場をやり過ごしていく。薄っい人脈は出来ても何も深まっていかない。行き着くところは薬の力を頼って理性が飛んだ快楽感のみ。
桔梗さんとハムちゃんの支え合って生きていく世界線とはまるで反対の場所に生きる久住。
これからこういうタイプの犯罪者が増えるのかもしれないっていう示唆のような気もするし、多くの人間を不幸に落とし込んでいく犯罪者っていうのはこういうタイプなのかもしれない。
久住はヘラヘラしてて今どきの若者って感じな風体だから、ともするとあんまりすげえ悪には見えない。エトリみたいな存在の方が一見怖く感じるけど、普通の高校生だった成川をズルズルと悪びれず貶めていく(そんであっさり切り捨てる)久住の存在の方がすげえ怖かった。

全話通して重いテーマを扱った作品だったんだけど、志摩と伊吹の軽妙なやり取りのおかげで楽しく観れた。
クールキャラと熱いキャラのバディ物なんて山とあるかもだけど、クールキャラの志摩も何だかクールに徹しきってない感じ好き。星野源ファンめちゃくちゃ多くて、でも僕は個人的にはなんか好きになれなかったんだけど、本作で魅力理解出来ました。ありゃ愛されますわい。

1番好きなのは陣馬さんだなーうどん好きに悪い奴はいねぇ(笑)