にゃん

MIU404のにゃんのネタバレレビュー・内容・結末

MIU404(2020年製作のドラマ)
4.1

このレビューはネタバレを含みます

志摩の相棒殺しの真相、最後に香坂の事故現場で地に手をつけながら「俺はあの頃からウイスキーが飲めない、弱い男だ」と告白するシーンに、普段プライドのような殻の中で閉じこもる志摩の弱い部分を知って泣いてしまった。香坂が最後の最後まで警察官であった、正義感の塊だったこともジーンときた。

最終回もソワソワして最後までスピード感があって面白い。麻薬による幻覚夢オチの展開がどんでん返し過ぎてとても良かった。


ストーリー↓
警視庁・機動捜査隊の臨時部隊“第4機捜”の隊員として招集された志摩一未(星野源)は、人事トラブルから前評判の良くない、伊吹藍(綾野剛)とバディを組むことになる。任務初日、志摩は意外にも礼儀正しい伊吹に好印象を抱くが、パトロールの途中で暴走運転の車を見つけた伊吹の行動に度肝を抜かれる。伊吹は犯人逮捕の為なら拳銃だって抜く男であった(拳銃の件で始末書を書かされた過去あり)。しかし、彼の勘のおかげで事件は解決を迎える。
周りは伊吹のことを厄介者扱いするが、志摩は伊吹の直感を信じていた。ただその直感を上手く言語化出来ない為に周りに伝わらないだけだと。
ある時、伊吹は芝浦署ですれ違った刑事たちが、志摩を“相棒殺し”と噂していることを知る。真相を知りたい伊吹は九重(岡田健史)から志摩の元相棒だった香坂(村上虹郎)という刑事が6年前、転落死で亡くなっている事を聞き出す。伊吹はその志摩が秘めている過去の事件を追及するため九重と捜査する。すると6年前の“アパートの一室への進入事件”に辿り着く。志摩はあの時「屋上で待つ」と香坂に言われたが、独断捜査で命の危機にまでなった香坂を許せず向かわなかった自分を悔いていた。自分のせいで香坂が自殺したのではないか、そう自分を責めていた。しかし伊吹は事件の真相を解明。あの日香坂は屋上から、アパートの一室に忍び込む男を見て通報していたのだ。「俺は警察だ!」そう叫びながら犯人逮捕すべくビルの階段を駆け下りたところ足を滑らせ2階の踊り場から外へ転落したのだった。あれは事故だった。"警察官は正義であるべきだ"と香坂は、警察を辞めさせられた直後だったが貫いたのだ。伊吹のおかげで志摩の心のつっかえが少し和らいだのであった。
志摩と伊吹、2人の絆が出来上がってきた頃。
山中で変死体が見つかり伊吹と志摩は現場へ急行する。遺体の創傷と残された文字から未解決連続殺人の可能性が浮上。伊吹と志摩は、捜査一課の刈谷(酒向芳)とともに司法解剖のため、UDIラボを訪れる。伊吹と志摩はある資料から複数前科があった被害者の最初の事件の担当が恩師の蒲郡(小日向文世)だった事を知り、蒲郡に会いに行く。蒲郡は数年前自宅前の交通事故で妻を亡くしておりその時轢き逃げしたのが今回の被害者であった。関連を調べた結果、蒲郡が"何度裁きを受けても更生しない"とキリストの裁き方で殺し、それが連続殺人に似ていただけだったいう結末。蒲郡は家に事情を聞きにきた伊吹に自白、そのまま逮捕される。
グレていたあの頃の伊吹を叱咤激励し刑事を目指すきっかけになった恩師の逮捕に、伊吹は激しく落ち込むのであった。

爆弾事件で殺されたエトリ(水橋研二)のバックには“誰か”がいたと想定する中で、志摩はその“誰か”を久住ではないかと予想する。陣馬(橋本じゅん)と九重(岡田健史)は久住と接触して成川(鈴鹿央士)に居場所を聞き出し、伊吹と志摩は桔梗(麻生久美子)に久住の裏付け捜査を命じられる。

久住(菅田将暉)に仕掛けられた同時爆破テロのフェイクニュースは翌日には偽の情報だと広まり事なきを得ていた。しかし、ドーナツEP製造工場のトラックに轢かれた陣馬(橋本じゅん)はテロ騒動の影響で対応が遅れ昏睡状態に。志摩はテロがフェイクという事を気づけず、伊吹を信じ判断を誤った自分を責め、また伊吹も久住に憤りを感じていた。 

言葉の行き違いで仲間割れした志摩と伊吹。独断で久住を追った伊吹が船に閉じ込められ、ドーナツEPの蒸気が充満した部屋に閉じ込められ、そこに志摩が到着という展開は何となく分かったが、そこから志摩も麻薬漬けにされ、「伊吹を助けにきた志摩が久住を撃とうとするが背後を取られそれでも"銃声で伊吹は起きる"と引き金を引き銃殺され、遅れて目覚めた伊吹が事の全容を知り久住を銃殺する」という幻覚を見せられていた、という幻覚夢オチ展開がハラハラソワソワして非常に良かった。

最終話の詳細はWikipediaに載っていたので省略する。