ラストがまさかあんな感じで終わるとは。。。
ジャニーズの人気グループの2人が揃って出演しているから、若者キャイキャイ物語かと思いきや、意外にもハードボイルドな展開で、最終回なんかは心苦しさを残す終わり方だったから、けっこう印象に残るドラマだったなー。
基本的には1話〜2話でひとつのエピソードが終わる形だけど、最終回に至るエピソードに関しては第6話から始まっていたから、かなり早い段階から伏線張ってたなと思った。
しかも、真犯人のヒントが第1話の女の子から得られるという、全話観ている身からしたら、だいぶ遡ったなって感じw
その第1話は、北九州監禁殺人事件をモチーフにしたんじゃないかってぐらい似通った話だったので、けっこう暗く重い雰囲気を想定してたけど、全体的には日テレ土曜22時枠っぽい柔らかさがあって、もし、自分が今小学生だったらもっとハマっていたかもしれない。
そう、かつての『銀狼怪奇ファイル』とか『透明人間』のように。
警察学校の生徒ってこともあって、基本は若さあふれる空気はあるんだけど、いくら主人公とはいえ、中島健人と平野紫耀だけが異様にフォーカスされてて、他の警察学校の生徒があんまり目立ってなかったのはちょっと残念かな。
葉山奨之とか他のドラマではもっと存在感出てるのに、今回はあんまり出番がなかったような。
大幡しえりも好きな女優さんだけど、設定こそ重要だったものの、人物自体はあまり深掘りされていなかったから物足りなさはある。
彼女自身のエピソードがもっと多ければ、最終回は泣いていたかもしれないなあ。