三日月

捨ててよ、安達さん。の三日月のレビュー・感想・評価

捨ててよ、安達さん。(2020年製作のドラマ)
4.0
大好きなドラマです

睡眠、夢という時にゆるくて居心地いいシチュエーションから、精神世界というか心の深いところに繋がっていくのが映像と音楽で表現されていて、観れば観るほどハマっていく感じでした

自分で選んで捨てるという行為と、その奥底にある心理を文字通り紐解いていく、しかも安達祐実さんという役者のリアルとフィクションが織り交ぜられて…と新感覚なドラマのように思います

なかでも、母親との関係、自分と子の関係、夫との関係については…いくつかの役割を持つ者として他人事とは思えず、、
リアルのように感じられたけど、どこまでリアルでどこまでフィクションなのか、余白がある作りもとても好きでした

連絡帳に印鑑押したり、床のブロック片付けたり、椅子の上に畳んだ洗濯物重ねたり、我々の日常と変わらないんだなって


そしてまさかの、昔好きでライブにも行ってたシュノーケルのギタボ、西村さんがマネージャー役で出演されていて、しかもその若かりし頃を北村匠海さん(推し)が演じるなんて…令和はとんでもない事起こるなあ
スパイスとサウナのくだり、、!!!
夕焼け小焼けのノスタルジックなメロディも歌声と相まって素敵でした

子役のおふたりがまた達者で素晴らしかった
何のドラマに出てても強い印象を残しててかっこいい…!!大物の予感
三日月

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