Ash国立ホラー大学院三年

プリズン・ブレイクのAsh国立ホラー大学院三年のレビュー・感想・評価

プリズン・ブレイク(年製作のドラマ)
4.3
【心臓に悪い】

''スコフィールド(主人公)の策略が上手く行きそうになったら突然絶体絶命の面倒事に巻き込まれ、、''ってのが繰り返されるから心臓に悪い…。
スコフィールドには綿密過ぎる計画があるが、このような細かい計画は一つ崩れると全てが崩壊する傾向にある。だが、彼は時には激痛に耐え、時には恐怖に耐え、時には上手く行かぬ焦燥感に耐え、計画を準行していく。

計画に障害が出た際、同房人が囚人達が騒ぐように仕向ける場面が何度かあるが、やり方がアホっぽくて笑える。緊張感マックスのドラマであるが、たまの笑いで和む。
安心して下さい、アメリカの監獄映画・ドラマ特有の''ホモの穴掘り''もありますよ。はっきり言って、他の監獄が登場する映画と比べても遥かにヤバくリアリティのある穴掘り。

ちょっとマンネリかなーと思ったところで想定外の大事件が起きる。飽きさせない構成だな。アメリカのドラマこそ商業主義の象徴だよ。商業主義万歳!

多少のご都合主義はあるが、スコフィールドの目的達成意識がキチガイじみているのでストーリーのリアリティはかなりのもの。スコフィールドが1級建築設計士で、この監獄を設計した本人でないと到底できない事だし、これもリアリティの向上に拍車をかけている。映画『大脱出』が馬鹿らしく思えてくるほど緻密なプロットだ。
だがエピソード11~17は若干助長な気もする。ここまで長くしなくても、15話くらいでシーズンを終わらせとけばもっとテンポのいい展開だったと思う。