こたつむり

プリズン・ブレイク ファイナル・シーズンのこたつむりのレビュー・感想・評価

2.5
★ ここは底なし沼さ 抜け出せない
  そこは地雷原さ 歩み出せない 
  イヤだ イヤだ イヤだ イヤだ

完全に蛇足となってしまったシーズン。
「脱獄」を広義の意味で捉えたのは仕方がないとは思いますが…「タイトル詐欺」であるのも事実。

ただ、その辺りは擁護したい気持ちもあります。あの“龍の球を集める物語”だって、中盤以降はタイトルに結び付けるのが強引でしたからね(別の星でも集めていましたが)。「タイトルなんて飾りです。それが偉い人には分からんのです」というのも一理あると思います。

だけど、本作の場合。
それ以上に萎えたものがありました。

それは、プログラムを盗む方法。
なんとハードディスクに近づくだけでデータが盗めるのです。何それ。どういう原理なんですかね?せっかく、厳重なセキュリティで守っているのに、常日頃からネットワークに接続しているのでしょうかね?意味が分かりません。

勿論、ドラマの設定にツッコむのは野暮。
脚本に合わせて楽しむのが幸せになれるコツなんです…が、いやいやいやいや。太陽が西から昇り、東に沈んで許せるのは天才バカボンだけ。ドヤ顔で「盗め」と言われてもドン引きなのです。

やはり、前シーズンで終わりにすべきだったのでしょう。いや、第2シーズンで終わらせれば理想的でした。少年漫画でも顕著ですが「長期連載=面白い」ではないですからね。単行本が70冊以上あってもスカスカな作品もありますから。

あ。これは悪口じゃないですよ。
違いますよ。僕はあの漫画の話題なんて出していないですよ。死神(以下自主規制)

まあ、そんなわけで。
着地点が蛇足となってしまった哀しい物語。アメリカらしい話ですが…残念ですね。

ただ、そんな中でベリック先輩は救いでした。
というか、彼は『プリズン・ブレイク』の中で最も成長したキャラクター。ある意味で主人公だったと言っても過言ではありません。あのマホーンやティーバッグも霞むくらいですからね。最高だぜ、ベリック。