見やすいドラマで雰囲気は好きだった。
でも見終わった後に特別何か残るわけではなく「で?」っていう……。
「あと3回」とかいう回数はその後の自分の行動などで変わることはないようで、ということは「努力しても結果は変わらない」ということを意味していて、それって何か微妙だなーと思う。
眞栄田郷敦が次の土地に移らなければ、お互い想い合っているのだから、山本美月ともっといられることにはならないんだろうか?
無理に一緒にいようとするとどちらかが3回目に死ぬとか?
そんなことないよね?
どちらかがやむを得ない理由で遠くに引っ越すとか?
どちらかに他に好きな人が出来て離れるとか?
それならそれでしょうがないっていうだけの話じゃないんだろうか?
最後の別れがあるのなら、その時を後悔のないものにしたらいいだけじゃないんだろうか?
あと1回会えるチャンスを残しておきたいって、わからなくはないけど、その「あと1回」がいい再会とは限らないし、わりと1人よがりだなーと思ってしまう。
何年後か、どスッピンですっごいヨレヨレの服着た時なんかに最後の1回の再会をしたら最悪。
あの時をちゃんキレイな最後の1回にしてれば……って絶対後悔する。
あと、よくわからないんだけど、眞栄田郷敦は出会う人全員に数字が見えるということだが、その中には1万5千回とか2万回とかの人もどこかにいて、その人が生涯そばにいる人ってことではないの?
数字が見えるか見えないかだけの話で、誰だって生涯一緒にいられる人は限られているし、男女の別れなんて数字が見えなくても、この人とはもうすぐお別れかもって時は、アホみたいに鈍感でない限り大体感じ取れるものだし。
何が言いたいのかホントによくわからなかった……。