狩舞麻礼原作の漫画作品のドラマ化。作画はたなか亜希夫なので、「迷走王ボーダー」と同じ。大根仁は狩舞作品が大好きなのだろう。「湯けむりスナイパー」のドラマ化も手掛けている。
原作の方は絵の雰囲気がだいぶ不気味だが、ドラマ化した本作はオダギリジョーがボサボサ頭なのに相変わらず清潔感あって、全体にとても見やすく、大人クールで格好いい作品になっている。
第2話「セックスファンタジー」が1番好き。メグミ役の小泉麻耶のあっけらかんとしたエロさがむしろ可愛い。
「なんすか。身持ちって。あー、ガードが固いってこと?そうかなぁ。アタシ結構すぐヤラセますよ。タイプだったら」
という台詞の後のオダギリジョーの静かなリアクションも笑える。