100万円の女たちのpozanneのレビュー・感想・評価

理屈に乾杯、と言っていた中村倫也が、最終的に自作の映像化の時の主人公を結局オーディションで決めることにしたり、

そうでないはずのものを追い求めていた野田洋次郎が、自分のことを好きだという松井玲奈の理屈抜きの告白にドギマギしたり…。

謎自体の強度とその種明かしはそこまでの作品ですが、ラブコメとして見れば面白いと思います。

最後に出てくる中村倫也が、次回作のテーマを聞かれたときに、自信たっぷりに「開かれた閉塞感です」っていうのには笑った。