主人公の目線で進むのでユダヤ教のヤツら全てに腹が立つし気持ち悪いし逃げろーという気持ちだったけれど、立場が違うと全く見え方が変わってくるのだろうと思うと悪く描きすぎなところはないかと不安にもなる。彼らがなぜ今の生活をしているのかとか、彼らには彼らの大切なものの守り方があり、「ホロコーストで失われた600万の命を取り戻す」というセリフにも歴史の重みに宗教とは言い切れない事がわかり、伝統と文化と多様性と何故こうなったのかと正しさの難しさを感じて頭を抱えたくなった。
ユダヤ教の事もみあげクルクルの髪型面白いな、ピシッとした格好で素敵だなくらいしか知らなかったので超正統派を少し調べてからみた。息が苦しくなるような目を覆いたくなるようなものにやはりぶつかる。
