Claire

偶然見つけたハルのClaireのレビュー・感想・評価

偶然見つけたハル(2019年製作のドラマ)
4.1
ロウンだから見たいけど、ヒロインのキムへユンが苦手でずっと見れなかったドラマ。
今回BSで放送してたのと、このドラマでのキムへユンは可愛らしいという感想に勇気を振り絞って見てみました😊

一世を風靡した少女漫画のパロディドラマか❓と思ったら、どうやらヒロイン(ダノ)がいる世界は漫画の中で、ダノはその漫画の脇役だったという、今まで聞いたことなかった設定😳この世界の人たちは漫画のキャラクターということになり、通常は作家の作ったストーリー通りに動くだけだけど、その中でも自我に芽生え、作家の作ったストーリー通りにはいかない感情や苦悩を持つキャラクターもいるというのが新鮮でした💡作家が作ったストーリー通りにキャラたちが言ったり行動したりするところがステージ、ステージの外で割と自由に行動したり話したりできるところがシャドウ。シャドウでのことは自我がないキャラの記憶には残らないし、漫画にも載らない。でも自我があるキャラにとっては、シャドウでこそ自分の意志で動けるので、シャドウが本当の自分の人生だと思っているというのが面白かったです😆
ロウンは自我を持ったキャラ、ダノが見つけた名前も与えられてないエキストラキャラ。なぜか分からないけど、彼はステージを変えることができるということに気付いたダノは、彼にハルという名前を付け、自分がステージを変えるのに協力してほしいと頼みます。ダノには作家が作ったストーリー通りになりたくない理由があって、はたしてダノとハルはステージやストーリーを変えることができるのか?というところですね。

ロウンは最初からさいごまで終始麗しい😍クルクルパーマがとっても似合ってて、ロウンのビジュアルでは本作が一番好みでした💕こんな高身長のイケメンが名前もないエキストラだなんて信じられなかったです👀A3(F4じゃありません😅)よりもハルの方が目立ってると思ったの私だけでしょうか❓

キムへユン、やはりヒロインなだけあって、ここでは性格よくステージを変えるために奮闘する姿に可愛いと思えましたが、後半守られる存在になってからはなんだかわざと臭いぶりっ子に見えてしまってキムへユン克服まで行けず💦ヒロインがキムへユンじゃなかったらもう少し夢中になって見れた気がします😅

A3のリーダー、オナムジュ役のキムヨンデ。『流れ星』でキムヨンデに落ちているので、彼の声を聴くだけでドキドキ💓、漫画のヒロイン(ダノじゃありません)を見つめる眼差しにキュンキュン💗しました。最後まで自我がないキャラだったけど、最後まで漫画の主人公らしくカッコよかったです。最後出てきたイチゴ🍓の服装も可愛かった🤣

A3のメンバーの一人ペクギョン役のイジェウクもカッコよかった〜❣️『天気が良ければ会いに行きます』のコミカルな姿はどこへやら、ここではワイルドな高校男子がハマってました。ダノの10年片想いの相手という設定でもあり、ステージでのダノとシャドウでのダノに戸惑う姿や、その後の展開にドキドキ💕美味しい役でしたね。
以下ネタバレあります。








漫画のキャラが自我を持って勝手にストーリーを変えるというところで、イジョンソク主演の『W』を何度も思い出しました。ステージとシャドウという名前ではなかったけど『W』でも、作家が漫画の世界の全てを作りこむことはできないから、作家が作ってない世界やキャラがあるというところは似てましたね。ただ、ここでは一度も現実世界や作家が登場することはなく、漫画の世界ですべて完結するところが新鮮でもありちょっとがっかりした部分でもありました。結局勝手にステージを変えた罰としてハルは消えたけど、作家は神じゃなくてただの人間ですよね。ステージを変えようとした主犯はダノだったし、勝手に変わったストーリーにはダノとペクキョンが載っていたのに、どうやって作家はハルに罰を与えられたのか❓ってどうでもいい所が気になる私。笑
そしてそうやって自分が前作で消滅させたキャラをまた何となく次回作で登場させてダノとハルが再会するというのあり得なくない❓と納得いかなかったのは私だけでしょうか😅💦
そしてそもそも論として、漫画の作家、なんで前作で使ったキャラやセリフを次の漫画でまた使うの❓それで売れる❓🤔

世界観そのものにあまり納得がいかず、ハマるまではいかなかったけど、ロウン、キムヨンデ、イジェウクのイケメンたちを拝めたのでよかったです。ややこしいこと考えずイケメン鑑賞ドラマだと思えば満足できると思います❣️その点加点してこのスコアです。
Claire

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