Apple TV＋のオリジナル・シリーズ。クリス・エヴァンス目当てで鑑賞しました。
ユーモア一切なしのガチンコ法廷＋家族ドラマです。1話でかなり惹きつけれましたが、その後4話あたりまではスローペースだったので少々退屈でした。ディテールがしっかりしてるので良い意味で濃厚すぎましたね。
5話から一気にエンジンがかかり、そのまま衝撃のラストへと。7話と8話はもう凄まじい引力で、何が起こるか全く予想できませんでした。常にドッキドキでした。自分の子供が殺人の容疑者になったら、果たして信用出来るのだろうか。自分には子供がいませんが、最後に母親がとった行動にはちょっと共感してしまいました。自分が常日頃から抱いている、子供を持つ事への恐怖心がこのドラマで具現化されていると強く感じました。
映像のトーンが寒色で、画面が常に青がかっていましたけど、内容はとっても熱かったです。
クリス・エヴァンスのファンとしても大満足なドラマでした。本人がシングルの為か正直父親感はあまり感じませんでしたが、自分の子供を信じて突き進む迫真の演技は、某大将を彷彿とさせる素晴らしさだったと思います。『エンドゲーム 』以来の「Whatever it takes」が聞けたのは嬉しいサプライズでした。某新聞社社長との共演も嬉しいサプライズでしたね。
あと2話くらい短ければもっとスッキリして良かったと思います。総合的には万人にお勧めできる良作でした。
