重たくて、つらくて、ずっと苦しかった。
好きな映画やドラマは、見終わったらすぐに見返すし何度でも見れるけどこのドラマは、大好きだけどすぐには見返せないなと思う
加害者家族と被害者家族のお話。
どちらも苦しいのは同じで、"あの日"から時が止まっているのも、未来が見えないのも同じで。
満島ひかりさんの、お兄ちゃんの前だと少し子供らしさが残ったような話し方がなんだかすごくリアルだった
小田和正のエンディングも良くて、毎話流れるたびに涙してしまったな
それと、大竹しのぶさんがすごかった。言葉にできないくらい、本当にすごかった、圧倒。バラエティの明るい大竹さんを見るたび、このお母さん役がチラつく。表情、息遣いから違いすぎて。
家族の前で、あきちゃんのことを話すシーン、みさきふみやと葛藤するシーン、脳裏に焼きついて離れない。あれは完全に、紛れもなく、あきちゃんのお母さんだった。
やっぱり坂元裕二の紡ぐ言葉って本当に美しい。いつか、死ぬまでに、彼の書いた台本をこの目で読んでみたい
何年後か、もう一度見ようかな