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呪怨:呪いの家のtaikingのレビュー・感想・評価

呪怨:呪いの家(2020年製作のドラマ)
3.9
まずこの作品で1番評価したいのが撮影と照明の感じ、そして何よりキャスト。ここに関しては本当に素晴らしいです。出演陣が全て良い。荒川良々さんめちゃくちゃ良いですね。あと聖美役の里々佳さんがとっても魅力的でした。

物語としてはこれぞJホラー。
何かが居る、明確に解決しない物語。呪怨らしさを残しつつも新しい解釈でJホラーの良さをうまいこと引き出しているように感じました。

実在の事件を元にしていることもあって胸糞度はとにかく最悪ですが、それすらも物語にはプラスに働いていますし、実在の事件すら呪いの伝播の結果であるかもしれないというプロットは好きですね。また、ニュース映像で露骨に様々な事件が映し出されるのも、昭和から平成初期の陰鬱とした日本社会のムードを表していて物語の雰囲気作りに一役買っています。

と、かなり好評価をしていたのですが様々な感想を見ていくと、やはり今作のメインである胸糞描写・実在の事件の描写がかなり不評なんですよね。たしかにフィクションとして楽しみ辛い、ただ不快である。そんな意見をいろいろ観ているとかなり納得ができてしまい、自分の中でも評価が下がってしまいました。確かになんだかんだオリジナル版が良いよねっていうのわかる。