たかすぎ

呪怨:呪いの家のたかすぎのネタバレレビュー・内容・結末

呪怨:呪いの家(2020年製作のドラマ)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

えー、短くない?6話までなの?
ドラマならもっと続けて欲しかったよ
もっと呪いの連鎖観たーい😗

1話はいつもの呪怨ぽさが感じられないんだけど、2話以降からの点と線が繋がりだし巡り巡って
色々な当時起きた実際の事件と、家に住んでた人々の運命が転がり出すように呪怨ルートへ加速していく展開が実に面白くて観出したら止まらなくなった
一気観するヤツ

幼女連続殺人事件のMって死刑執行された彼だよね
サリン事件や酒鬼薔薇事件なども時系列で出てくる
電話機が腹に隠されてた事件は私が知らなかったわあとで調べよう案件🤔


「呪怨」と「残穢」(ざんえ)の融合で見応え◎
邦画「残穢」のパワーアップ版みたいな展開がいい
やっぱ人の念と土地の穢れは恐ろしいものだよ
月日が流れても人の記憶から忘れ去られても、そこにずっと染み付き積み重なって
落とそうとしても洗い流そうとしても埋めようとしても、過去起きた事の全ては無かった事にはならない

同じ家で、その土地で忌まわしき事件が起きては忘れ去られての繰り返しになってる
あの家って食虫植物みたいなものかもね
人からフラフラ立ち入ってしまうんだもの
あの場所に魅了されたら最期、なんだよね
いずれ主人公達もそこへ飲み込まれていくんだろう

主人公の小田島がとある場面で呟いた「絶える血というもの」の話は説得力ある

DVや殺人の場面が多くて心霊だけでなくそういう胸糞な事件を垣間見られるのもハマれる要素だった

本拠地に踏み込んだ時にお姉ちゃんがママと駆け寄ってった際に、弟が後ろで
「それ違うママ…😱」呟くとこが笑えた(個人差有り)
お姉ちゃん近視と天然が過ぎるでしょうwあんな禍々しいのにチャレンジャー

その場で起きた穢れた過去と現在がリンクして体験出来る演出と胎児の造形がいい感じ
ただ、路上で瞬時に一人消される演出はこの世界観と全然違うのであれは無くて良かった気がするわ

ドラマ版は伽椰子と俊雄くんは控えめでこれまでと比べるとあんまりメインじゃなくて、彼女達よりも家そのものを主体にして話が進んでいってた

代わりに黒猫の方が出番多かったの嬉しい🐈️
ニャーニャーよく鳴いてかわいい
ストーリーテラーのつもりだったのかしらあの子w
たかすぎ

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