このレビューはネタバレを含みます
昔に呪怨は映画版しか見たことありませんでしたが、何かと話題になっていたので思わず見てしまいました。
キャスティングがすばらしいと思います。荒川良々、柄本時生が出ているだけでざわざわします笑
そしてお話が怖いのはもちろん、全編に渡って常に気色が悪い。でも気になるし、尺も1話が30分と絶妙に見やすいためどんどん手が止まらなくなる。
ですが、一番大事な最終話が拍子抜けでした。
怖いのは分かったけどその先にある呪いの根源の部分が全く見えてこない。
個人的に知りたかった部分である、あの家に関わっておきながら呪われなかった人たちがどうやって生きているのかというポイントも結局解明されず、また新たな犠牲者が。。。的なありきたり展開で終わってしまい残念です。
深読みしたいと思えるほどの魅力もそこまで感じず、ただただ不幸な人たちのオムニバスを見させられたなという感想です。
ドラマにした意味はそんなになかったかなという印象でした。
おしゃレトロな80年代のファッションや雰囲気は世界観とマッチしていて(えぐい内容を緩和してくれて?)良かったと思います。