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呪怨:呪いの家のAのレビュー・感想・評価

呪怨:呪いの家(2020年製作のドラマ)
4.0
久々に楽しめた和製ホラーでした!

さすがNetflix、ドラマとは思えないクオリティ。呪怨の家は現実に存在した...という設定を軸に、本当に日本で起こった残忍な事件や出来事を絡めつつ話をすすめていく。このリアルの配分が絶妙に恐ろしく、本当に呪怨の家は存在するのではないかと勘違いしてしまいそうになる。

ホラーの演出は、原作にも忠実に「同時性」を軸としている。しかも、過去と現在の繋げ方が非常に巧みで、時空が歪んだ混沌とした世界が非常に薄気味悪い。伏線の回収も最高。

一歩足を踏み入れただけでやられる、理不尽な恐怖が1番怖いですね。
丁寧に作られた、良いホラーでした。涼しい夏をありがとうございます。
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