さど

呪怨:呪いの家のさどのネタバレレビュー・内容・結末

呪怨:呪いの家(2020年製作のドラマ)
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このレビューはネタバレを含みます

人間には理解できない暴力の表象とのディスコミュニケーション
個人的には赤ん坊を持って近づいてくる鮮明な人間(的幽霊)と人間が対峙してウワーってなるのがよくわからん。怖くなくない?なんでこんなクリアなんだろう。撮り方もあるんだろうけど。のっぺりした怖さも特にないし…
80年代90年代を生きていたわけではないからようわからんがパッチワーク的な事象の組み合わせ以外に女性キャラクターにもリアリティがないし魅力を感じない。てか男性もだけど。これは恣意的にやってるのかわからん。
たとえば80年代90年代の「時代性」を再現することで「こういう時代もあったよね〜」と「語らせる」こと、そしてその「後味の悪さ」を映画的快楽としてただ享受することのモヤモヤ…
やっぱJホラーの根底にあるのって女の怨念と家族神話なんですねー時系列=家庭の再生産。そんで家庭といえば「家」だもんね、、
胎児を不倫相手の家の庭に埋めた、それは胎児が「あの家のもの」だからっていう回答がこの映画の一種の解答を指し示している。
実際の事件やシリアルキラーのプロファイリングをフィクションとともに再構築した作品といえば近年の作品でいえば『マインドハンター』が想起されるが、今回の『呪怨』では霊的なものは霊的なものとして消費する/非人間的なものを崇高なものとするある種の排他主義が横行していて、この様式美がJホラーなのか?って思った。ホラーってよりファンタジーですよね。まあでもゴア描写は結構凝っていた。胎児が口内回帰していくのは笑った。