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呪怨:呪いの家のcaitsithのネタバレレビュー・内容・結末

呪怨:呪いの家(2020年製作のドラマ)
2.0

このレビューはネタバレを含みます

伽椰子、アンタ、ハリウッド行って変わったよ。( ´Д`)y━・~~マドンナのことマッダーナとか言うくらい変わっちゃったよ
と言うくらいイマイチでした。

清水監督の時はこう、終わらない呪いや、見えないけどヒタヒタと悪化していく心霊現象の恐怖が描かれてたんです。見たあとも、終わらなかったことでこう、いやーな気分にさせられて、これが新しいジャパニーズホラーか。グロいし、スッキリしないけど、日本的な暗さがやはり怖いなぁとおもったものです。

でも、このドラマバージョンは…最初の呪怨の事件をリスペクトしてひたすらやり直してる感じ?( ´°ω°`)海外にウケるためなのかひたすらエロとグロが続く。「人が変になったり、天変地異すら全部伽椰子のせいなんだよー」みたいに描いてはいるんですが、さすがにちょっと…それは雑…って感じました。
実話ってテイで作るならもう少し、ほのかに嫌なことが起こるってのをダイジェスト的に描いて欲しかった。

序盤は怖かった。
でも、少し霊感あるだけの主婦が息子殺したかもしれない怨霊相手にいきなり交霊会始めたり、赤ちゃんが弁当食いだしたり、果ては海外意識して伽椰子がバーンと姿を現すんですがめっちゃCG。このご時世にシャー○ネードも真っ青な粗いCG。
で、特に説明もなく最後原作の伽椰子を殺した夫、剛雄らしき亡霊?が出てくるんですが、めっちゃ触れる。しかもパンイチに包丁持ってるので幽霊ってよりただの変質者。

なんか、エロとグロだけはめっちゃ凝って描いてはいるのですが、幽霊部分があまりにも薄味な上に、惨劇もオリジナル呪怨の惨劇をひたすら繰り返すだけなので、「また?」となってきます。
最後は「この父親は蒸発したんですな」と言われてた人が、本当に文字通り蒸発してて、「物理で蒸発しとるやないかい!」と笑いどころなのかどうなのかすらわからず、中途半端な展開で終わり。見た時間返して…となったのは正直初めてでした。

呪怨もモヤモヤする嫌悪感はあったんですが、こちらは「呪怨ってこんなだっけ?」「え?あの伏線とか、この伏線回収してなくない?」「なんでCG?」など作品の出来にモヤモヤしてガッカリして、特に味わいたくない要素で頭がいっぱいになります。

やはり、伽椰子さん、ハリウッドデビューして変わってしまったんでしょうね(´・ω・`) こう、こなしてる感じがすごい。見た後、もっとこう…あるだろ!と言わざるを得ませんでした。
残念…
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