tsuitachi

いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまうのtsuitachiのレビュー・感想・評価

3.8
【1】坂元裕二の脚本では、他愛のない会話でもその科白の一つひとつが意味をもっている。

中3から高3まで付き合っていた気象観測部の保利くん。好きなところは目の伏せ方

不思議だよね。好きな人って、『居て見る』んじゃなくて、『見たら居る』んだよね

大丈夫や!わたし雨と雨の間走って帰れるから

1話の最後、お母さんから音への手紙で涙が止まらない。
たくさんの人に出会ってね。自由にみて自由に話して、好きなように生きて。

恋をすると うれしいだけじゃなくて、切なくなったりするね。

きっと人が寂しいって気持ちを持っているのは誰かと出会う為なんだと思います。時に人生は厳しいけど、恋をしている時は忘れられる。恋をして、そしていつかたった一人の人に出会えるといいね。

その人はきっとあなたの質問に答えてくれる、あなたの物語を聞いてくれる、あなたが生まれたことを喜んでくれる。

愛するって、心から心へと残していくことだと思う。音が笑ってる時、お母さんも笑ってる。音が走ってる時、お母さんも走ってる。

大好きなわたしの娘、大好きな音、愛しています。どうかしあわせに。

【2】
お洒落してる子に寒そうって言うのはいかんよ。

ブレンドコーヒー2310円のシーン

さすけね

【4】
まるまるまるまるたこ焼きさん
ころころころころたこ焼きさん
お口にいっぱい詰め込んで
こんなにたくさん食べれません
ぐるぐるぐるぐるたこ焼きくん
鉄板の上で転がって
どうにもこうにも目が回る
たーたーたこ焼きお口に青のりついてんで

自分の部屋に帰っても帰った気がしない、来た気がする。

好きでしたと過去形で言った練くんの手を握った音ちゃん、そしてその手を離す練くんのシーン

【最終回】

振りだしじゃないですよ。前にここで会った時の杉原さんとは全然違います。人が頑張ったこと、頑張って生きたことは目に見えないかもしれないけど心に残るんだと思います。杉原さんの心にも、出会ってきた人々の心にも、僕の心にも。

北海道遠くないです。何回でも来ます。道、ありますから。そこ走ってきます。
道があって約束があって、ちょっとの運があれば、また会えます。

坂元裕二さんはファミレスが好きだね。
誰かとファミレスに行って、お互いの好きなもの分けっこしたくなっちゃったよ。
tsuitachi

tsuitachi