お正月の再放送で3話途中から最終話まで一気見。
事件を法医学の観点から解決していく、と一言で説明出来るドラマだけれど、その報告書の字面の中にどれだけの人の想いがあったか、という事をすごく大事に描かれていて……泣く。マジで泣く。
個人的には、4話のブラック企業の話と7話の高校生の話が印象に残った。
どちらも…というかどの話も日本の現代社会では珍しくない問題で、人ごとではないな、というか…考えさせられる。
全話を通じて、あらゆる事件、問題の深くを掘り下げて、色んな面を描いているけれど、物語のメッセージとしては一貫しているように感じた。
「あなたの人生は、あなたのものだよ」
私はこの台詞が一番印象に残っているのだが…他にも心を暖かくするような台詞があって、きっとそのどれもが野々木さんから現代を生きる人へのエールを送る言葉なんだろうなぁと、思いました
メッセージ性を強く感じるのは私の個人的な感想ですが、
これから観る人はそのメッセージを受け取ろうとする姿勢で見てみてほしい、と思います。