ねむ

アンナチュラルのねむのレビュー・感想・評価

アンナチュラル(2018年製作のドラマ)
4.5
やっと見始めた!

最近観たのドラマの中では1番、何かが丁寧な感触。演出、音楽とかよくわからんけど多分関わった全ての人がめちゃ良い仕事してるような気持ち良さある。
つまり見応えある。
観てる間に小さな色んな違和感が全く無くて作品に没頭出来た。

第一話からうわー!この話題か!とビックリ。その後も中々痺れる台詞点在。

『法医学は法治国家に不可欠な学問。法医学がおざなりにされるってことは無法の国になるってこと。』
『無法の国に住みたい?』
『あったことをなかったことにする。そんな大人の姿をみせられたら、子どもは石を投げるしかないですよ』

5話良かった。
私はまだ中道さんの気持ちもわかってしまう。殺したやつは殺される覚悟をするべきだ、という台詞に言葉を失う。
極論ばかりだけど、反射で考えてしまう本質的な部分を否定は出来ない。
ミコトの考え方も凄く好きだ。その人の人生を考える。

8話。今朝の報道で志村けんさんが亡くなったことを知ってこの回を見て泣きそうになった。
『死ぬのに良い人も悪い人もない。たまたま命を落とすんです。そして私たちは、たまたま生きてる』
『たまたま生きてる私たちは、死を忌まわしいものにしてはいけないんです』
真実っていつももう一つ奥にある。

観終わった!!
え、これもう絶対シーズン2お願いします!!
ねむ

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