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コンフィデンスマンJPのdaiyuukiのレビュー・感想・評価

コンフィデンスマンJP(2018年製作のドラマ)
4.7
この物語の主人公・ダー子(長澤まさみ)は年齢不詳、正体不明、とにかく規格外で無軌道なコンフィデンスウーマン。お金とファッションとおいしい食べ物に目がない、やや天然な女性。都内の高級ホテルのスイートルームに居を構え、業界を牛耳る悪徳大富豪たちをターゲットに日夜、詐欺の計画を練っています。彼女の目的は、彼らのばく大な財産を根こそぎだまし取ること。行動を共にするのは真面目で小心者の若きコンフィデンスマン・ボクちゃん(東出昌大)と、百戦錬磨のベテランコンフィデンスマン・リチャード(小日向文世)。このチームが、悪徳企業のドンやマフィアのボスなど欲望にまみれた金の亡者たちから、あらゆる手段を使って金を巻き上げようとチームとして動きます。武器は、ダー子の天才的知能と抜群の集中力。彼女は、あらゆる職業の専門知識を短期間でマスターし、さまざまな職業人になりすまします。彼らは、抜群のチームワークで常識外れの作戦を仕掛け、一度狙ったターゲットは絶対に逃しません。だまし、だまされ、時には味方さえ欺くことも。彼らが、どんな奇想天外なトリックでターゲットから巧妙に金を奪うのか。予想もつかないだまし合いの始まりです!
このドラマの見どころは、海千山千のクセ者金持ちを信用させ騙す手口の奇想天外でスケールのデカい仕掛けやダー子の様々なプロになりきる役者ぶり。
例えば、日本のゴッドファーザーを引っ掛けるために架空の飛行場を作り上げたり、有名美術評論家を引っ掛けるために無名の天才画家と作品を作り上げたり、映画マニアの食品会社社長を引っ掛けるために映画の制作案どころか映画一本作り上げたりするなど、相手を研究して引っ掛けるための仕掛けの緻密さと奇想天外な計画がユニークで面白い。ターゲットを騙すだけでなく、結果的に道を踏み外したターゲットを更生させるのが、ユニーク。
3人のキャラもはっきりしていて、ダー子とボクちゃんとリチャードのテンポの良い掛け合いや「オーシャンズ11」のようなコンゲームものの痛快さが楽しいサスペンスコメディドラマ。
「何が真実で何が嘘なのか?コンフィデンスマンの世界にようこそ」