Avengers

コンフィデンスマンJPのAvengersのネタバレレビュー・内容・結末

コンフィデンスマンJP(2018年製作のドラマ)
4.4

このレビューはネタバレを含みます

構造的には同じ古沢脚本のリーガルハイに共通する部分があった(優秀だが皮肉屋な古美門(ダー子)、正義感の強い黛(ボクちゃん)、正体不明の何でも屋服部かん(リチャード))。リーガルハイファンの自分からしたら楽しめた要因だと思う。
脚本も伏線回収の気持ちよさと、二の矢三の矢で標的を追い詰める形を取ることによる結末の分からなさに惹かれた。
伊吹吾郎はじめ、ゲスト出演の俳優がリーガルハイと被っていたり、節々にリーガルハイ色が出ていてよかった。特にダー子の「産業廃棄物処理場は千年後には遺跡」発言はまんま古美門と同じで笑った。
リーガルハイよりすごいと思ったところは1話ごとのダー子の金の掛け方。よりリアリティと説得力を加えるいいアクセントになっていた。
1番面白くて爽快感があったのは最終回。ドラマの1話としての完成度もさることながら、1話に繋がっていくのが分かった瞬間は天晴だった。
10話で描かれた3人の過去についての真偽への問いは、リーガルハイ2期を通じて描かれた「安藤貴和は本当に殺したのか」と重なり、ここにも古沢脚本の色を感じることができた。まさに「何が本当で何が嘘か」分からないラストだったが、とても後味の良いラストだったと感じた。