このレビューはネタバレを含みます
若干のハングマン的お仕置き要素が入った詐欺師もの。
印象に残ったのは第7話の家族編。資産家のおじいちゃんのもとに遺産目当てで偽の子どもたちが集まるやつ。棺桶に入れる家族写真に偽物の子どもたちを選んだとこが胸アツ。余韻がえぐくてしばらくひきずった。
それと、最終回の「最後に1話目直前に戻る」っていうギミックもよかったなぁ。あーやることでドラマの世界が閉じ込められて特別なものになったような感覚がした。よくわかんないけど。
このドラマが放送された当時、「なりたい職業ランキング」に詐欺師がランクイン。そんなことが起こっても不思議じゃないほどスタイリッシュかつ華麗に描かれた詐欺の手口。テンポもよくあくびも出ない。気づいたらもう終わり?って感じ。