いよら

ペク・ドンスのいよらのレビュー・感想・評価

ペク・ドンス(2011年製作のドラマ)
3.6
私がチチャンウクを初視聴した作品。過去視聴です。
時代劇かつアクションもの。共演はユスンホ。

ペク・ドンスは、22代王イサン(赤い袖先のジュノの役です)の護衛で朝鮮最強の武人といわれる人物とのことです。
といってもこのドラマでは、イサンの活躍はほぼなし。イサンの護衛になる前までのペク・ドンスの成長物語というところです。
思悼世子への策略とか、英祖(ヨンジョ)や、老論派とかを知ってるとわかりやすい時代背景となってます。

ドンスははじめの方はちょっと自分勝手だったり、子どもっぽくて突っ走るところとか迷惑をかける感じが好きじゃなかったんですけど、修行して落ち着いてからは、とってもカッコよくなります。強くて頼りになる存在という感じです。
一方の、ライバル関係となるヨ・ウン。生まれながらの暗殺者であり、刺客集団に属していることを隠して、王の護衛隊に入り、ドンスたちと関わることになる。このウンをユスンホが演じているわけです。生まれながらの暗殺者という運命に翻弄されていて、でも悪にもなりきれず、なところが本当に切ないです。さすがのユスンホでした。

そして、彼らの師匠となる人たちのライバル関係というか複雑な関係も見どころでした。
むしろ大人たちの方が好きだったかもしれない。グァンテクと天、そして2人から愛されるカオン。(だってグァンテクと天を演じてるのがチョン・グァンリョルとチェ・ミンスですからね)彼らの愛をとるか、立場をとるか、そんな複雑な心境が切なくも、カッコよかったです。


そしてキャスト表見ていて気づいたんですけど、ドンスの子役ってヨジングだったんですね。そういえば、そうだったかも。。複雑な幼少期を見事に演じてました!
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