まだ2話あたりで止まっている方や、見たいと思っているけど、誰かから1話分が長いと聞いて見るのをためらっている方がいたら、全力で後押ししたい、と思いながらレビューを書きました笑
常に誰かのスマホが鳴っている。
（ドラマ見進めていくうちに、着メロ聞いて誰のスマホが鳴っているか分かるようになります笑）
正直、最初の方はあまり良さがわからなかった。
登場人物がめちゃくちゃ多くて混乱したし、1話分終わりの合図のドラムのハイハットまでがめちゃくちゃ長く感じた。（実際、1話1時間30分程度あるし）
2話まで見たあと、一旦お休みして、他のドラマの方に行って、またこっちに戻ってきたら、そこからは本当に一瞬だった笑
登場人物も、ドラマが進んでいくうちに、誰がどの診療科で、どういう人で、誰に想いを抱いているのか、だんだん相関図が見えてきて、ドラマの展開も加速していった。
2話くらいまでは「ドラムのハイハットいつ来るんだろう、、」って思いながら見てたけど、それ以降は、気づいたらもうドラムのハイハットがなってて「あーもう終わりなんだ、、」って、思うようになってた。
他の医療ドラマとは全く違う。一般的な医療ドラマは、主人公がカリスマ的、ヒーロー的な存在で描かれていて、病院内でライバルがいたり、協力者がいたり、病院内でバチバチ争っている内容が多いと思う。
この「賢い医師生活」の内容は、ズバリ、医師の日常、医師生活が流れているだけ。
これだけ登場人物が多いから、やっぱり医師生活は何パターンもあって、それぞれの医師生活が同時進行で進んでいく。
どの医師生活も皆、患者さん第一で、向き合って悩んで、選択するの繰り返し。辛いこともたくさんあるけれど、それを乗り越えた時の感動や喜び、何より、それぞれの医師生活を支え合う仲間たちが本当に素晴らし過ぎる。
ポスターの5人の関係性はもちろんのこと、5人それぞれの診療科の後輩やレジデントなどの関係性もドラマが進むにつれて、深まっていくので、見ていて飽きない、、！
それぞれの医師生活を行ったり来たりして、細かく分けて見ていくから、別の人の医師生活に場面が切り替わる時、「あ、そうだ、この人はこういう状況だった」って思い出しながら楽しめたし、どの医師生活も本当に忙しくて、泣いて笑って、とにかく濃いから、時間を忘れて見てしまう。
5人がようやく集まったと思ったら、誰かのスマホに緊急の電話が入って、病院に戻る、、
でも、それが皆にとっての医師生活であり当たり前で、ご飯食べていても、寝ていても、バンドしていても、患者さんのために飛んでいくのが本当にカッコいい✨
毎回、バンドで演奏する曲と状況がリンクしててこれもまた最高、、
至る所に小さな伏線がたくさんあって、ユーモアもあって、後から事実が分かるような編集もあって、本当にドラマ制作者さんたちのことまでもカッコいいと思ってしまう、、
ドラマを見終わってから見るメイキング映像もめちゃくちゃ楽しそう、、！
このドラマを見て損をすることは、おそらくないのでは、、と思います！
あ！全然関係ないけど、8話かな？『ヴィンチェンツォ』の若い和尚さんに、髪の毛生えてて、めちゃくちゃびっくりした笑笑
〜以下、ネタバレ〜
私は、3話から完全にこのドラマに心持っていかれた、、
ジュンワンがなぜ胸部外科を選んだのかが明らかになるシーンは本当に大好きです、、😭
そして、イクジュンが、遺族への配慮として、脳死状態の子を持つお父さんを、こどもの日ではなく、少し時間を待って、次の日に臓器移植を始めるシーンを見て、
このドラマは、他のドラマとは違うな、、と、何か感じとった、、
個人的に好きなユーモア演出は、ギョウルとミナがARMYであることと、
『パラサイト』の「ジェシカ 一人娘 イリノイ シカゴ、、、」のシーン笑
これだけ長々と語っちゃってて、スコアが4.9なのは、私は、アン・チホン先生がめちゃくちゃ好きだからです笑
イクジュンもすごく気が効くし面白いし、最高なんだけれど、アン・チホン先生の不器用ながらに頑張っている様子を見てると、そっちを応援したくなる、、、
特に11話の、チホン先生の誕生日の日に、ソンファにお願いして、一度タメ口聞いてもらったシーンがめちゃくちゃ好きだった。
でも、最終話のチホン先生の様子を見た限りだと、シーズン2の途中で旅とかに出ちゃいそうで心配、、、
あと、最終話のギョウルとジョンウォン、すごく良かった。
ギョウルの告白聞いてから、ジョンウォンの目が潤んで、ギョウルに歩み寄って頭に手を置くまで、息止めて見てた、、、笑
ジョンウォンが、小児科にいる子たちに対して優しく大切に接しているのが分かるように、ギョウルに対しても、今まですごくすごく大切に想ってきたんだなっていうことが、最後のキスシーンで伝わってきた。
シーズン2もこのまま見てきます👉
